はうちわ楓:庭植にするもので、庭植えしたら、夏以外は、自然な雨で基本的には十分です。ただし、乾燥に弱いので夏は水をやって下
さい。根元に水をやるだけだと、葉っぱが縮れることがありますのでシャワーして、木全体にかけてやることで、乾燥を防ぎます。開花
前に化成肥料を根元にやるか株の周囲に穴を掘って、そこに堆肥を腐葉土に混ぜ込んでやります。また、開花後に化成肥料をやっておく
と秋の紅葉が見事。肥えた土を好みます。庭に植える時は堆肥と腐葉土をしっかりと混ぜてから植えて下さい。(植える土に対して2
割)痩せた土地では白紋羽病が発生しやすくなります。白紋羽病は治療不能の病気ですので、堆肥、腐葉土を入れて保湿して予防しま
す。日当たりを好みますが、乾燥に弱いこと、耐陰性がある、ことから、植え付け場所は半日蔭。ただし、日当たりが悪いと秋の紅葉が
鈍くなるというデメリットもあります。もともと、渓流のそばに生えるような多少ジメジメした場所を好む性質で根元に日差しが当たる
と乾燥で弱ってしまう。特に根元に根元に西日が当たらないようにします。
萩:ハギの根には、根粒菌が共生するため、やせ地でも良く育ちます。水はけの良い土壌で、日当たりが良い場所であれば土質を選ばず
良好に生育、開花します。庭植えでは、真夏の高温乾燥が続く時以外には、必要ありません。鉢植えは、夏の高温期には水切れしないよ
うに、十分に与えます。肥料は特に必要ありませんが、庭植えで株を大きく育てたい時には、1月から3月の間に寒肥として、緩効性化
成肥料や固形の油かすを施します。鉢植えでは、肥料は必要ありません。病気は、ほとんど見られませんが、新芽の伸び始める4月中旬
以降にアブラムシが発生します。夏の高温期に乾燥しすぎない、水はけの良い用土が適しています。赤玉土の細粒と中粒を同量で混合し
たものと、鹿沼土(細粒)、腐葉土を5:2:3で配合した用土などが適しています。厳寒期に、株が大きくなるので株分けで増やしま
す。休眠期中の株分けの適期ですが、寒さによる痛みを避けるため、2月下旬から3月中旬に掘り起し、株を切り分けて植えつけるとよ
いでしょう。花が終わった後に、株もとから刈り込みます。春には、新芽が出て茂り、秋には開花します。
ハマボウ:日本原産のハイビスカスですが、残念ながら盆栽仕立てでは、花は咲きません。しかし、紅葉や新緑など四季の葉色を楽しめ
ます。葉がかわいらしい形で寄せ植えにしたものなど人気です。日当たり、風通しの良い所。夏は半日程度、日の当たる半日陰の場所が
いいです。冬は風、霜が当たらない陽だまりに。水やりは目安として、春、秋は1日1回、冬は2日に1回、真夏は2回与えます。木が
大きくなりすぎた時は、好きな所でカットすれば新芽が出てきます。切った枝を土に挿すと、比較的かんたんに根が生えてきて葉を増や
します。繁殖が用意ですので、寄せ植えなどを楽しめます。根が多くないので、植え替えは、2~3年に一度程度で大丈夫です。水はけが
悪くなったら、植え替えのサインです。
初雪ティカカズラ:新芽の時は赤みの強いピンク。徐々に白みが強くなり、白と緑の斑点が混じった姿になり最終には、緑色になる。春
~秋はカラフル、秋~冬は紅葉。湿り気のある土壌を好む。日陰でも育つが美しい班を楽しむには良く日に当てる。真夏の直射日光は葉
が焼けてしまい、一部が枯れてしまうので気をつける。つるが伸びすぎた時は思い切って短く切り戻しする。
ハマヒサカキ:ツバキ科、ヒサカキ属、常緑低木。海岸性の樹木。乾燥や潮風にも強く、やせた土地でも成長する。2~3月に花が咲
く。10~11月になると黒紫色の実がつく。成長が早く病気や害虫にも強い。日光を好む。萌芽力が強い為、強剪定を行っても大丈夫
です。肥料はあまりやる必要はない。剪定時期3月
バラ:土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。朝が最適。静かに根元に流し込む。鉢植えの場合は地植えよりも注意深く観察し、水
切れに注意して下さい。与える際は鉢の底から充分に水が出るまで行います。毎日、少しずつ与えるやり方はよくありません。乾いた
ら、たっぷりと、を徹底してください。十分に日当たりを確保出来る場所で管理してください。
姫くわ:日当たりと風通しの良い場所に置きます。夏の強い日差しにあたると葉焼けを起こしやすいので、特に西日には当たらないよう
にします。赤玉土を単用します。水を好みますので、たっぷりと与えます。春は、1日1~2回、夏は1日2~3回、冬は2~3日に1
回を目安としてください。花に直接、水がかからないようにして下さい。肥料を好むので、しっかり効かせます。4~6月と9~11月
の間に月1回油かすなどの固形肥料を与えます。開花の受粉後は、中止し、実が肥大しはじめたら再開します。カイガラムシに注意くだ
さい。果実はクワ菌刻病にかかることがあります。
姫しゃくなげ:水を好み乾燥が苦手。水浸しの状態だから枯れるということは無いですが、水が腐って、その結果、根腐れを起こすこと
はあります。夏場は、注意。土、ミズゴケが乾かないように。湿地で生育する、水を好む植物です。ミズゴケだけで植えうけます。ツツ
ジ科で酸性の土を好みますので鹿沼土6、バーミキュライト1、ピートモス3を混ぜた物を使います。ピートモスは成分未調整のもので
す。寒い地域の湿地に生育するもので、寒さに強く、夏の暑さに弱い。夏以外は戸外の日当たりで管理する。夏は風通しの良い、半日陰
か、明るい日陰で管理する。冬の寒さには強いのですが、寒風は乾燥していて、湿地を好むシャクナゲには辛い。冬は寒風のあたらない
日当たりのいい場所を選びましょう。
ヒバ:植え付けは、真夏の6月~8月、厳寒期の1月~2月を避ければ、いつでも可能です。日当たり、水はけの良い場所に株と株との間を
十分あけて、一定間隔に植えつけます。植え付け後、支柱を立てます。新梢が伸び始める、4月下旬~10月の成長期が終わるころまでに、
飛び出した新芽を手でこまめに摘み取ります。新芽を手入れすると、樹形も葉色も綺麗に鑑賞できます。放任しておくと、葉がつまって
いるので、内部の採光や風通しが悪く蒸れて、枝が枯れることがあります。細かい枝は、3年ぐらいで自然に枯れ落ちます。挿し木で増や
す事が可能です。4月ごろに、できるだけまっすぐ伸びた枝を10㎝ほどの長さに切り落とします。下の方の葉を土に挿し、乾燥に気をつけ
て明るい日陰で管理します。2月と8月下旬の2回、油かすに骨粉を2割混ぜたものを、あるいは、粒状化成肥料を株元に3握りほど与えま
す。風通しが悪いと、赤星病にかかったり、ハダニが発生します。殺虫、殺菌剤を定期的に散布し防除します。薬を使いたくない場合
は、ホースの強い水をハダニにかけ吹き飛ばす方法もあります。
姫ざくろ:一般には、春に植えつけます。日当たりと水はけのよいところを選びます。剪定は芽を吹く前の2~3月に行います。秋以降に
剪定すると、花芽を切ることになるので避けるようにします。1~2月に寒肥として堆肥などを与えます。カイガラムシがつくことがあり
ます。
姫月見草:日なたで育てます。日陰には耐えられません。冬は霜よけ程度の保護をしてください。庭植えは日当たりの良い場所を選び、
水はけが良くなるように、土を盛って高くします。元の土が粘土質の場合は鉢植え用土を客土するか、赤玉土や軽石などを混ぜて土壌改
良を行います。鉢植えは表土が乾いたら、十分に水を与えます。庭植えは基本的に必要ありませんが、晴天が続き地面が乾いているよう
なら与えます。鉢植えの場合は育苗中には、春から夏にかけて草花用の肥料を少量施します。量が多すぎると枝葉ばかり茂りすぎるの
で、控えめを心がけます。庭植えの場合は必要ありません。病気は、ほとんど見られません。アカバナトビハムシなど、ハムシの仲間が
発生し、春から秋まで食害します。幼虫は茶色のウジ状の虫で、成虫は、つやのある黒っぽい体長3mm強の甲虫です。飛び跳ねて逃げる
ので、手に皿を持ってそこに落として捕殺します。ごく普通の草花用培養土で、よく育ちます。極端に乾燥しやすいもの、水はけの悪い
ものでなければ土質は特に選びません。移植を好まないので、ある程度大きい鉢に植えるか、庭植えにします。育苗する場合は本葉が1~
2枚出たら、根を傷めないように鉢上げし、生育に合わせて2~3回、一回り大きい鉢に植え替えたあとに定植します。秋に種をとって、冷
蔵庫に保管し、春の2月から3月にまきます。発芽率はよく、多くの場合2年目に開花します。
ピラカンサ(ピラカンサス):日当たりのいい場所に植えておくと、あとは肥料をたまにやれば基本的に放任です。ほったらかしておく
と、樹形がまずくなりますので、切り戻しをします。翌年の花芽が実が成っているときに出来るために、この時期に切り戻すとイイとい
う時期は、ハッキリとありません。どの時期にしても、何かしら、影響があります。庭植えの場合は、植えとけた直後に根付くまで水を
やりますが、それ以降は、降雨だけで充分です。鉢植えの場合は、土が乾いたら水をしっかりとやります。乾燥させると花つきと実つき
が悪くなります。春と秋に盆栽用の固形肥料を根本にやります。植えつけ、植え替えは市販されている、花と野菜の土や庭木の土を利用
します。もしくは、赤玉土7、腐葉土3を混ぜたもので植えつけします。庭植えする場合に土が粘土質で水はけが悪い場合は、赤玉土と
腐葉土を混ぜ堆肥も混ぜておきます。日当たりがいい場所で管理します。と言っても、半日陰や日陰でも育ちます。もちろん、花の数は
減りますが耐陰性はあるほうです。寒さには、耐性はありますが、関東より北の寒冷地では戸外での越冬は難しいです。勢いよく伸びた
枝には、花をつけず、先端がトゲトゲした短い枝に花芽をつけます。この徒長した枝からも、いずれは短い枝が出てきます。定期的に、
この枝を切って整えます。短い枝を切ると、花芽も落ちますので、そこは適宜判断します。花芽は、10月頃に作られます。実や花をし
っかりとつけたいならば、8月までに剪定をします。でも、邪魔なら、10月以降も剪定してかまいません。刈り込んで、枯れるとか、
実が付きにくい植物ではなく簡単にボンボンと実をつけます。美味しくないのか、小鳥がついばんで実がなくなるということはありませ
ん。
ヒナ草:3~6月頃、茎の先に小さな白色、又は淡青色の花を咲かせます。見るからにひ弱そうな植物ですが、実はとても生育おう盛
で、タネになる繁殖が可能です。根が浅く広がるため、乾燥には注意が必要です。湿った草原に自生する植物なので表面が乾く前にたっ
ぷりと水を与える。日当たりの良い場所を好みますが、夏の強い日射しは嫌いますので明るい日陰で管理。
柊コンフェーサー:柊南天に似ているが花の時期は初秋、黄色く小さな花がたくさん咲く。柊のように先が尖っているが鋭くなく細い葉
をつける。痛くない柊南天です。花後に青紫の果実がなります。柊南天は冬に紅葉しますが、コンフェーサーは紅葉しない。
日向水木:3月に一斉に淡いクリーム色の小花を枝からぶら下げる様に咲かせる花木。明るい半日陰で西日は避ける。剪定はあまり必要
なくメンテナンスが楽。植えつけや移植は11~5月までに行う。夏の乾燥に注意。日当たりを好むが2~3時の日光で問題はない。開
花前に寒肥として油粕と腐葉土や、堆肥を株周りに穴を掘り与えると美しい花が咲く。
姫シャラ:花は6~7月頃に開花し晩秋に紅葉します。比較的、丈夫な樹ですが半日程度の日照を好み夏の西日は嫌います。弱点は水切
れに弱いことで乾燥する場所では夏に弱りやすくなります。花は直径2㎝ほどの白い花が開きます
緋寒桜:寒緋桜はカンヒザクラ系サクラで花は濃紅紫色の一重咲き。緋寒桜と呼ばれることもあったが彼岸桜と混同されやすいため、寒
緋桜と呼ばれるようになる。バラ科、サクラ属、耐寒性落葉高木。開花、4月中旬頃。日当たりが良く、排水のよい所で管理する。耐寒
性も強い。
冬桜:開花期が2回あり、1回目は、10~1月頃です。桜の中では早咲きの品種で、10月頃から開花し始め、11~12月にピークを
迎えます。2回目の開花期は、3月~4月頃で、この頃には葉っぱをつけているのが特徴です。10~1月頃、種まきか苗植えでの栽培が
可能です。ただ、種からでは、時間がかかるので、苗を植えつけるのが一般的です。日当たりと風通しの良い場所で、水はけと水もちの
バランスのとれた土に植え付けます。植え替えを嫌うので、植え替えが不要な広い場所は、おすすめです。鉢植えは、赤玉土(小粒)4
~5:腐葉土2~3:黒土か川砂3~4を配合した土がおすすめです。地植えは、植え付け2週間前に腐葉土を混ぜ込んで寝かせておきま
しょう。庭植えにしたら、特に、乾燥した日が続かない限りは水遣りは不要です。鉢植えは表土が乾いたら、たっぷりあげてください。
開花する前に寒肥として油粕と腐葉土、堆肥を株の周りに何箇所か穴を掘って施してください。
風蘭:一年を通して風通しの良い、明るい日陰で育てます。朝日が当たると、なお良いでしょう。冬は北風が当たらない場所に置きま
す。無加湿のフレームがあれば最適です。加湿した室内に冬、置けば休眠させずに成長させる事が可能ですが、徒長して姿がくずれるの
で、すすめられません。水ゴケ植えの場合は、表面が乾いてから、1~2日たってから、へゴや流木に着生させている場合は、毎日、水を
与えます。冬の間は、週1回、湿らせる程度にします。肥料は、ほとんど、必要ありません。施した場合は、5月から7月と9月に葉面
散布肥料を月に2回ほど施します。病気、害虫は、ほとんどありません。水ゴケ単用か、粗いバークチップ単用で植えます。へゴや流
木、コルク板に着生させるのも良い方法せす。水ゴケ植えの場合は、毎年植えます。その際、内部が中空になるように植え替えます。暖
かくなってきた、4月から5月が最適です。まず瓶を芯にして、水ゴケを巻いて、山形の塊をつくり、その上に株を据えて、根の部分を
長い水ゴケで覆って固定します。その後、そっと瓶を抜いて鉢に収めます。植え替えをした株は最初の1週間は、少し日を弱くして強い
風を避け、(密閉はしない)。その後、元の場所に戻します。バークチップの場合は、数年に1回、ヘゴや流木、コルク板に着生させた
ものは、植え替え不要です。大きくなった株は、芽が分かれている部分で切り分けることができます。1つの株に最低でも根が3本つい
ている事が必要です。茎は堅いので、ハサミを使って切ります。花後に花茎を切り取ります。また、株を増やすことに専念したい時は、
花芽が小さいうちに切り取ります。
プミラ:日当たりから半日陰で、良く育ちます。日の当たる明るい部屋でしたら室内で楽しめます。夏の高温多湿は避け半日陰の涼しい
所で管理して下さい。冬は屋外でも越せますが寒風に当たると葉が痛みますので明るい室内で育てるのがいいでしょう。乾燥すると生育
が悪く葉のつやも悪くなりますので、土の表面が乾いたら、たっぷりと与えて下さい。
斑入り苔桃:開花・4~5月。耐寒性に優れている。日向が良い。水を好む。白い小さな花が咲く。秋には赤果実が出来る。花言葉、反抗心
斑入り柊:日当たりを好むが耐寒性もあるので多少日当たりの悪い所でも育つ。逆に日当たりが良くても土壌がひどく乾燥する場所では
成長が悪く枝が枯れてしまう事がある。比較的、温暖な気候を好み寒さに弱いので、寒風に当たる場所は避ける
斑入り白丁花:八房白丁花:日当たりを好みながらも半日陰でも成長する。水やり、12~2月(3日に1回)、3~4月(1日1
回)、5~9月(朝夕2回)、10~11月(1日1回)。
斑入姫寒スゲ:単子葉植物、カヤツリグサ科、スゲ属の多年生草本。カンスゲに似て小さいことから姫カンスゲと言う。3~4月他のス
ゲ類よりも早く咲く。特に花茎先端の雄小穂は葯が多数突き出るがこれがやや黄色みが強く、細長くて大きく黄色い房のように見え小柄
ながら他のスゲ類よりよく目立つ。
ブライダルベール:ある程度の日陰にも耐えるが日照不足になると茎が間延びしてバランスが悪くなり花付も悪くなる。
福寿草:花は日に当たると開き、夜間や曇りの日は開かない。開花時期は出来るだけ良く日の当たる場所に置く。根は水を吸うのが弱く
乾燥を嫌う。土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与える。根を乾かしすぎないように。開花時期は花に水をかけないように。耐寒性は
あるが、凍結に注意。
斑入りハタザオ:アブラナ科、ハタザオ属、花期2~4月。耐寒性は強い。耐暑性やや弱い。表面が乾いたらたっぷりと水を与える。乾
燥に注意。直射日光の当たらない明るい日陰を好む。
ふじ:日当たりに良い場所で管理。蕾を膨らませる開花間近の3月は、霜にあたると蕾を落としてしまいますので、気候には注意しま
す。冬の休眠は、太陽を必要としないので軒下や暖房のあたらない室内で管理できます。水やりは乾いたらたっぷり与えます。冬場に水
切れを起こすと花が咲かなくなりますので注意。2年に1回を目安として植え替えます。若木で成長を促したい場合は砂を大目に配合し
た用土で植え替えます。春から秋にかけて月に1回固形肥料を鉢に置きます。花後から真夏を除いて秋頃まで与えます。落葉したら花芽
を3個程度残して枝を切ります。不必要な枝や枯れた枝を整理します。開花の準備が始まる3月頃までには作業しましょう。花後は葉が
伸びてかなり混み合ってくるので風通しが良くなるように枝元から何本かカットします。太陽の光が枝元まで入ってくることで中の方ま
で花芽がつくようになります。花が終わったら葉が出る所を残してつるをカットします。そのままにしていると結実して、よけいな体力
を使ってしまい来年の花つきに影響します。
風鈴吊花:植え付けは10月から入梅までに行う。ニシキギ科。夏の暑い時期は、たっぷりと水を与える。剪定ほとんど必要なし。アブ
ラムシに注意。花期6月。実9~10月。
紅さんざし:日当たり、風通しの良い場所を選んで管理しましょう。ただし、夏の高温時の直射日光や西日には、当たらない場所を選ん
でください。土の表面が白く乾いたら、水が鉢底の穴から抜けるまで、たっぷり与えて下さい。水切れすると、開花に影響するので気を
つけましょう。盆栽用の固形肥料を5月の花後~10月まで与えてください。ただ、開花期や夏の暑い盛りには、取り外しましょう。咲
き終わった花、痛んだ葉、枯葉は取ってあげてください。芽出し前の梅雨時期に、元から1~2節残して切り詰める。病気には薬より環境
が大事です。風通しが良く適度に日光が当たる場所に置けば病気はほとんど出ません。まれに、害虫がつくことがありますが、見かけた
ら薬剤を散布してください。
紅紫檀:春に小さな薄紅色の花を咲かせ、秋には鈴なりの赤い実を楽しめます。葉は紅葉し、10月終わりくらいには落葉し始めます。
白い花の咲くものを白紫檀と言います。日当たり風通しの良い場所で管理。冬は霜や雪にあてないようにします。土の表面が乾いたら鉢
底の穴から水が抜けるまでたっぷり与えます。盆栽用の固形肥料を4~10月まで与えて下さい。開花、結実中や夏の暑い盛りには取り
外しましょう。
ヘデラ:真夏は明るい日陰、それ以外は出来るだけ日に当てる。耐寒性の強い植物で日陰でも良く育つが日に当てた方が葉の色つやが良
くなる。風通しが悪いと病害虫が発生しやすい。
祝錦(ボケ):開花期、3~4月。秋から咲く品種は寒ボケ。暑さ寒さに強く、一年を通して日当たりの良い場所で管理。(祝錦、花1
2~5月)
白寿ボケ:白寿とは、99歳のお祝いの事。「百」という字の[一」を取ると[白」という字になることから、100から1を引いた数え
年、99歳のことを白寿と言う。開花、12~5月まで。
長寿ボケ:開花12~5月まで。*ボケのお手入れ:咲き終わった花は実になる前に摘み取る。秋までに新芽がある程度成長したら、好
みの形剪定する。(4月下旬から5月下旬)。5,6,9月は花用の物でOK.固形肥料を与える。
巻葉早乙女さつき:通気性を好み地表近くに細い根が張るため乾燥に弱いとゆう特徴があります。春は盛んに成長するので鉢植え、庭植
え共に乾燥させないように注意しましょう。鉢植えは夏の高温期には暑い日中を避けて与えます。鉢植え、庭植え共に花後から7月上旬
まで緩効性化成肥や固形の油粕を一か月に一回施します。9月下旬から10月に一回、又、寒肥を2月に施します。赤玉土小粒5、鹿沼
土小粒3、酸度未調整のピートモス2の配合土など水はけと水持ちの良い酸性土壌が適しています。適期は開花期を除く3月下旬から6
月中旬、または、9月下旬から10月です。鉢植えは2~3年ごとに行います。根鉢を1/3程度くずし、深植えにならないように注意し
て一回り大きな鉢に植え替えます。6月から7月に挿し木で簡単に増やすことができます。充実した新梢を10㎝ほどに切り、鹿沼土小
粒や市販の挿し木用土にさします。絞り花の品種は絞り花が出ている枝を咲き分け品種(一株にさまざまな模様の花を咲かせるもの)。
白無地か絞りはなの枝を選ばないと親と同じ花が咲かないので気をつけましょう。剪定は開花前後に新梢を伸ばし始め夏の間に翌年開花
する花芽を枝先に作ります。このため、なるべく早い時期に行います。枝数も多く芽吹きも良いので伸び始めた枝も一緒に3㎝ていどに
刈り込んで好みの形に仕立てることができます。
五葉松:葉がたくさん生えて密集します。風通しの良い場所に置く。陽の光を好みますので、日当たりの良い場所を選びましょう室内の
場合は、エアコンの風があたらないように。水やりはやや乾き気味で目安として、春秋は1日1回、冬は3日に1回、真夏は1日2回表
土が乾いたら与えて下さい。
万年草:セダム科、常緑多年草。とにかく丈夫な事が一番の特徴です。放っておいても育ちます。日光を好みますが半日陰でも育ちま
す。本来は乾燥したところを好みますが、多少、湿気にも耐えます。
ミヤマキンパイ:バラ科・多年草。6~7月開花。3~4月、又は、9~10月植え替え。富士砂6・ケト土2・赤玉2。株分け、又
は、実生増殖。春は、日当たりを良くし、夏は暑さに弱いので半日蔭の涼しい所に置いてください。
ミヤマキリシマツツジ:越冬を終えた深山霧島は、土が乾いたら水をたっぷりとあげます。越冬を終えたら、半年くらいしてから、肥料
もあげます。本来春は花芽が大きくなるくらいで、花が咲きだす頃に葉が伸びだすので、水はあんまり必要としませんが、春になりかけ
が、1番乾燥しているので、乾きも速いです。夜は水をやらず、葉に水をかけてあげましょう。夜は逆に木も寝ているので、水は必要と
しなく、水を少しですが、出します。夜に乾いているからといって、水をあげると、水のやりすぎで根腐れの原因です。花が終わると、
花の根基から、切ります。花が終わってそのままにしていると、汚いし、種を作るのに栄養が取られて、木全体の成長が遅くなります。
種がほしい時は全ての花から種を取るのではなく、2輪~3輪にしときましょう。春は、よほど暑くない限り、水やりも1回で良いで
す。葉が茂ってくると水も必要とし、真夏は水を朝、昼とあげる場合もあります。木に元気がある場合など、水やりも、そんなに神経質
になってやることもありません。夕方の風景ですが、、夕方に土が乾いてると思って水をあげてはいけません。その変わり、葉に霧吹き
で、水をあげて下さい。葉を冷やす効果もあります。朝を迎えて鉢が乾いていたら水をあげましょう。葉に薄く産毛みたいなものが生え
ていますが、空気中の水分を吸収するのだと思います。夏の暑い時期を乗り越えれば、来年の花芽をつけ、紅葉がきれいです。花芽だけ
を残し、落葉します。
実成くちなし:くちなしは、秋ごろに成る赤黄色の実が熟しても割れないことから「くちなし」と呼ばれる様になったとされている植物
です。夏の初めに咲く花は、とても香りが良く人気の品種です。果実は山クチナシと呼ばれ漢方薬などに使われています。実成くちなし
は、花後に実が成るくちなしの品種です。開花期:6~8月頃。植えつけ時期:春と秋(寒い時期と暑い時期は避ける)。収穫:10~
11月頃。日当たりが良く排水の良い場所を好みます。通気性が良い肥沃な用土を好みます。肥料は花後に市販の緩効性肥料を与えて下
さい。耐寒性が弱いため秋口から暖かくなる春までは室内などでの管理をおすすめします。
ミルクジャスミン:直射日光を好む。春から秋は戸外栽培が良い。冬季は出来るだけ明るい窓際に置く。鉢土の表面が乾いたらたっぷり
と水を与える。高温時期には、時々、葉水を与える。
三河黒松:水を好むので水を与え過ぎても、よっぽどの事がない限り根腐れをおこしません逆に水が不足すると若木の場合は特に枯れて
しまうことがあるので十分注意が必要です。水やりの方法としては鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりと与えるようにしましょう。春
と秋は毎朝1回、夏は朝晩 2回、冬は2日に1回。
ミヤママタタビ:マタタビ科、マタタビ属、つる性落葉樹。日当たりから半日陰の水はけの良い場所で管理。耐寒性、耐陰性のある丈夫
な植物で育てやすい。雌雄異株であり雄花しかつけない雄株と両性花をつける雌株がある。マタタビは猫が好むのに反し、本種は特に猫
に好まれない。
紫丁花:日当たり風通しの良い場所で管理しましょう。寒さに弱いので冬場は室内など氷点下にならない場所に移動させて下さい。土の
表面が乾いたら鉢底の穴から抜けるまでたっぷり与えます。盆栽用の固形肥料を4~6月までと冬越しの力を蓄える9~10月下旬にか
けて与えて下さい。咲き終わった花や病気になった花を取り除く。長い枝を切り詰めることによって花芽のつきやすい短い枝がたくさん
出てくるの積極的に切り詰めましょう。
目木:極端に水はけが悪い土壌を除き日当たりが良い場所から午前中に日が当たる半日陰であれば土質を選ばずに生育します。鉢植えは
通年戸外に置きます。春から秋は日なたから半日陰、落葉木の冬は管理のしやすい場所でかまいません。植えつけから間もなくは、乾い
たら水を与えますが、その後は必要ありません。鉢植えのものは、極端に乾燥させないように表土が乾いたら水やりします。鉢植え、庭
植えどちらの場合も肥料はほとんど必要ありません。剪定して、樹形を整える場合は開花後、5月下旬に緩効性化成肥料などを施しま
す。病気、害虫ほとんどありません。保水力と水はけを考え、用土は赤玉土小粒3と腐葉土1の配合用土を使います。植えつけ、植え替
えとも、落葉期に行います。3月~4月の新芽が伸びる前 か、本格的な冬に入る前の10月~11月が適期です。まず、根鉢の2倍の深
さと幅の植穴を掘り、腐葉土や完熟土などを配合したものを穴の底に施してから、株を植えつけます。次に根鉢の周りには十分に水を注
ぎ棒などでつついて植え土をなじませましょう。メギは成長が早いので鉢植えの場合は小型種以外、毎年植え替えが必要です。挿し木は
6~7月にその年に伸びて堅くなった枝を鋭利な刃物を使って長さ10cmほどで切ります。30分程、水揚げをし、赤玉土小粒や挿し木
用土を入れた鉢や箱で挿し木します。その後、たっぷり水やりをし、日陰に置いて秋に鉢上げします。野生種の場合は種でも増やすこと
ができます。9月下旬から12月に熟した果実を摂取し果肉を水洗いして、完全に取り除き、種だけにします。種は乾燥させると、発芽
能力がなくなるので、赤玉土小粒などを入れた鉢や箱などにすぐまきます。戸外に置き乾かさないように管理すれば、春に発芽します。
主な作業は良く芽吹くので丸い形に刈り込むことができます。剪定の適期は落葉している1月~2月。あるいは開花後、5月中旬から6
月です。ただし、落葉期に剪定すると花芽を切り落とすことになるので花が咲かず、花後に剪定すると、結実も楽しめません。花も実も
楽しみたい時には、込み合った枝や不要な枝を間引く程度にとどめます。
もみじ:日当たり良く、風通しの良い場所で管理。秋の紅葉の為、夏は葉焼けをさせないように半日陰で管理。水を好むので乾いたら、
たっぷり与えて下さい。葉が広がっていて鉢土に十分しみ込まないことがあるので、様子を確認して下さい。夏に水切れを起こすと美し
い紅葉になりません。
ヤマブドウ:苗木の植え付けは、11月又は、3月に行い、3~4芽残して切り返して植える。肥料は、12月に有機質肥料、2月に速
効性の化成肥料を施す。収穫は、9月下旬から11月に行う。ヤマブドウの果実は色づき始めてから成熟するまでの期間が1か月半と長
い。早どりすると甘くないので、十分に熟してから収穫する。降霜前までには、収穫を終えるようにする。12月~1月、切り返し剪定
を主体として、長い枝は10~15芽、短い枝は、2~5芽で切り返す。ヤマブドウは枝が水平、もしくは、垂れ下がっているときに花
芽がよくつくので、枝は水平、または下向きに誘引する。仕立て方は、垣根仕立てや、棚仕立てが向く。
八房エゴの木:日当たりの良い場所を好みますが、強い西日があたる乾燥する場所は嫌います。湿り気のある腐植質の多い土質を好みま
す。庭植え、鉢植え共に水切れには、注意します。乾燥すると、葉が上面側に反り返ります。寒肥のほか、開花後も、お礼肥として油か
すなどを少量、施します。葉に、斑点状の病斑が現れる褐斑病、さび病、若葉に白い小麦粉をまぶしたような、カビが生える、うどんこ
病が発生することがあります。予防策としては、適宜剪定をして、通風と採光を心がけることです。エゴの木、アブラムシの寄生によっ
て、側芽にエゴノネコアシと呼ばれる、独特の虫こぶを作ります。また、枝や幹にカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)などが、食入す
る被害を受けることがあります。黒土に腐葉土などを混ぜた腐植質の多い通気性と保湿性に優れた土が適します。鉢植えは、用土の通気
性を確認し、2~3年に1回、植え替えます。10月頃に成熟した、タネを採取し、とりまきします。まき床には、ビートモスなどを加え
た湿り気の多い土を用います。園芸品種を増やすには、実生苗を台木に用い、3月頃に切りつぎを行います。5月頃に環状剥皮を施し、
とり木(高とり法)すると秋には発根します。剪定は枝抜きを主とします。強剪定は樹形を乱し野趣を損なうので避けます。
八房えぞ松:用土の表面が乾いたら、水をあげる。目安は春、秋、1日1~2回、夏1日2回、冬2~3日に1回。基本的に室外。日当た
り、風通しの良い場所で管理。夏は半日陰が良い。冬は風、霜があたらない陽だまりが良い。室内での鑑賞期間の目安は、春~秋は2~
3日冬は一週間です。暖房の風が直接あたらないように気をつけて下さい。
屋久島ヤブコウジ:鉢植えの場合は土が乾いていたら、水をしっかりとやります。乾燥を嫌いますが、かと言って長期間ジメジメしてい
る状態が続くと、さすがに根腐れをおこしますので、水のやりすぎにも注意してください。地植えした場合は降雨だけで十分です。あま
りに乾燥する時期や、日照りの時は水をやって下さい。肥料は必要としません。2月と8月に緩効性肥料を土に混ぜ込んでやるか、春か
ら秋にかけて液肥を2週間に1回程度やるかしますが、これら肥料がなかったら枯れるということもないです。しかし、実つきが悪くな
りますので、肥料をやったほうがいいです。市販されている花と野菜の培養土で植えつけをします。山深くの樹の根本などに生育する低
木で直射日光にあたると、葉っぱが焼けて枯れてしまいます。育てる場合は真夏に直射日光のあたらない、半日陰か日陰で管理します。
陰樹と呼ばれる樹です。必要とする日光量が少なく、湿度の高い環境を好みます。しかし、あの真っ赤な実を毎年楽しむのであれば半日
陰か日陰であっても比較的明るい場所を、選ぶなりして下さい。実をつけるには、そこそこの日光量が必要です。
八重紫丁花:別名「イワハギ」。日当たり風通しの良い場所を選んで管理しましょう。寒さに弱いので、冬場は室内など、氷点下になら
ない場所に移動させて下さい。土の表面が白く乾いたら、水が鉢底の穴から抜けるまで、たっぷり、与えて下さい。盆栽用の固形肥料を
4月下旬から6月までと、冬越しの力を蓄える9月~10月下旬にかけて与えて下さい。花がら摘みも行って下さい。長い枝を切り詰め
る事によって、花芽のつきやすい短い枝がたくさん出てくるので、積極的に切り詰めましょう。3月頃に基本用土(赤玉土7、砂3程
度)で植え替えます。その際、根を切り詰めて、細根をたくさん出せるようにすると、小枝が増え見た目がよくなります。
屋久島細葉ハグマ:開花・9~10月。耐寒性は強い。細く光沢のある葉。3つの白い頭花が集まって咲く。キク科。
屋久島ハギ:剪定次第では秋にも綺麗な花が咲きます。年に2~5回花を咲かせる事もできます。水を好むので乾いたら鉢底の穴から流
れるくらい十分与えます。目安、春~秋1日1~2回、冬2~3日に1回。日当たり良く風通しの良い屋外で管理しましょう。。夏は半
日陰の所に置きます。冬は風、霜が当たらない陽だまりが良い。6~7月にかけて開花期となるが、一通り花が咲き終わった時点で短く
枝を切り詰める。その後、再び新枝が伸び9~10月に花が咲きます
屋久島ギボウシ:明るい日陰から日陰が適しています。5~9月までは葉焼けに注意しましょう。寒さには強いが凍結すると枯れる。土
の表面が完全に乾いてからたっぷりと水を与えます。11月頃から翌3月頃までは葉っぱが枯れて休眠に入るので水やりの回数を減らし
ます目安として土の表面が完全に乾いてから数日程たってから水を与えます。
ヤブサンザシ:ユキノシタ科、落葉~半落葉低木、雌雄異株。花期4~5月。結果9~11月。耐寒性があり多少の日陰なら耐える。耐
暑性はとても強いが強光に注意しましょう。土の表面が乾いたら水を与えて下さい。水切れは厳禁。
ユキヤナギ:日当たりがよく、風通しの良い場所で管理してください。日陰では、花がつかなくなります。寒さには強い為、戸外で植
えっぱなしで構いません。ただし、秋に紅葉して冬には落葉して越します。夏も直射日光などに気をつけないで大丈夫です。2月の寒肥
と花後のお礼肥として根元に固形の緩効性肥料をやります。肥料が少ないと、花つきが悪くなります。極端に水はけが悪い、良いでなけ
れば、そんなに気にすることは、ありません。あまり、水はけが悪いなら、川砂を入れ、水はけが良すぎるならば、腐葉土を入れて水も
ちを良くします。日光を好み、日当たりがいい方が花つきが良い。西日が当たらなければいいですが、当たったら枯れると言うわけでは
ありません。西日が当たるのであれば、水やりをふやすなどして対応すれば、大丈夫です。花つきは悪くなりますが、半日蔭でも育ちま
す。花芽の分化は10月。10月以降に寒さにあたることで、花芽を作ります。よって、剪定は、これ以前に行います。春に花が終わっ
たら、すぐに剪定を行います。古い枝はいずれ枯れてしまうので、根元から切ってしまいます。地面から生えた枝が曲線を描いて伸びる
横姿が美しいので、枝を途中で切るのはやめましょう。枯れた枝や密生した枝で風通しが悪くなるとアブラムシやカイガラムシやウドン
コ病が発生することがあります。
ヨシ(アシ):イネ科、ヨシ属、常緑多年草。ヨシは、湿地帯に生息する草の一種です。関東では「アシ」と言われ、関西では「ヨシ」
と言われます。条件が合えば一年間に、5m近く伸びます。花は花穂状に咲きます。河川の下流や、千潟に多く繁殖しています。浄化作
用の為に人工的にも植栽されます。良く日が当たる所を好みます。完全に水中に沈めて生育します。用土は、あまり選びません。冬季は
上部が枯れます。日なた、又は半日陰で管理。施肥時期は3~9月。剪定は通年。開花時期8~9月。ヨシは、水生植物です。泥や生き物
を沢山囲い込むため環境浄化に利用されます。
レンギョウ:日当たりと風通しのよい場所で育てます。暑さ寒さに強いですが、水切れに弱いので小さなものは保護が必要になります。日陰だ
と枝も弱々しくなり花つきも悪くなるので、特に夏の花芽形成期には西日を避けながら午前中はしっかり日に当てるなどの工夫が必要です。
水を好むので特に夏場の水切れに注意事項して下さい。春の芽だし頃からは、1日1~2回で夏にかけては1日2~3回、冬は2~3日に1回を
目安に表土が乾いたらたっぷり与えて下さい。
竜神づた:基本的に室外。日当たり風通しの良い場所で管理します。夏は葉焼けしやすいので西日などあてないように注意しましょう。
水やりは土の表面が乾いたら鉢底の穴から抜けるまでたっぷり与えます。目安としては春秋が1日1回、冬が2日に1回夏は1日2~3
回。
ワイヤープランツ:ポイントは、葉と葉の間隔が狭く引き締まった感じの株を選ぶ事。間隔の広いものは徒長している証拠です。葉が乾
燥に弱いので霧吹きで葉に水をかけてやりましょう。また、大変生育旺盛ですから、適度切り戻し形を整えることをおすすめします。春
が適期ですが室内で育てる場合はほぼ一年中、剪定可能です。日当たりから半日陰を好みます。夏は直射日光を避けて下さい。室内で育
てる場合、日照不足になると徒長そますので春と秋は時折、戸外に出して日光浴をさせて下さい。寒冷地以外なら、地植えもOKです。
温度は、0℃以上、暑さには強い植物です。水切れすると葉を落としてしまいます。春と秋は土の表面が乾いたら水をたっぷり。夏は乾
き始めたタイミングで。冬は土がよく乾いてから与えるようにしてください。ハダニがつきやすいので予防の為に葉の裏側にも霧吹きで
水をかけてやりましょう。発生したら殺ダニ剤を散布します。用土は市販の培養土、もしくは、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の配合がお
すすめです。根詰まりを避けるため2年に1度くらいのペースで植え替えましょう。植え替えの適期は4~6月、9~10月です。温暖
地なら戸外でも冬越しします。それ以外の地域では冬は室内に入れるか、霜の当たらない軒下などで管理しましょ う。もし、寒さで葉を
落としてしまっても、春に新芽がでるケースも少なくありません。株分け、挿し木で増やせます。いづれも適期は、5~6月。枯れさせ
ないポイント。失敗する例の多くは、水切れです。特に夏は水切れさせないよう注意して下さい。また、冬の強い霜もさけましょう。