アオキ:直射日光 当たらなくても育つ。低木樹で庭木や生垣として育てられる事が多い。寒さにも強いので、北海道中部までOKです。
年中、青々さを茂のですが、真夏の直射日光に当たると葉が焼けて変色します。また、冬はできれば日に当たる場所が好ましいです。最
適な場所は落葉樹の下。夏は木漏れ日が差し、冬は落葉するので、日が差し込みます。地植えの場合は、根付いていれば水をやる必要は
ありません。日照りでもない限りは降雨だけで十分です。鉢植えの場合は、水はたっぷりと与えます。少し湿っている土壌を好むので特
に生育期はしっかりと水をやって下さい。根腐れなどはしません。鉢植えの場合は、水切れに注意して下さい。斑入りは強い直射日光に
弱いです。真っ黒になります。アオキは雌雄異株で、雄株と雌株があり、花が咲いても近くにアオキがないと実をつけることができませ
ん。赤い実をつけるためには、近くに雌雄の木が必要です。
アベリア:日当たりの良い場所を好みます。半日蔭でも育ちますが、間延びした枝が出やすく、樹形が乱れます。また、よく日に当てた
方が、花付きも良くなります。半常緑性で関東より北の地方では、冬に落葉します。耐寒性があるので、枯れることはなく、春に再び芽
を吹きます。地植えの北限は東北地方で北海道では、適しません。乾燥に強く、地植えしたものは、一度、根付いてしまえば特に水をや
る必要はありません。鉢植えの場合は、生育期、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。秋から冬は水やりの回数を減らして乾
かし気味に管理します。肥料は、ほとんど与えなくても良く育ち、花も咲かせます。2月頃と8月下旬にゆっくりと効くタイプの化成肥
料を少量与える程度で充分です。特に土質を選ばず、やせ地でも良く育ちます。一度、根付いてしまえば、ほとんど手間がかかりませ
ん。植え替え、植え付けは、真冬と真夏をのぞけば、いつでも可能です。よく広がるので、複数株植える場合は、株と株の間を2m程度
開けて植えます。挿し木でふやすことができます。今年伸びた枝を切り取り、赤玉土などに挿しておくと簡単に根が出てきます。作業は
4月~9月頃まで随時可能です。かかりやすい病気は特にありません。
アカガネヒメリュウキンカ:用土は、赤玉土4.軽石砂4.腐葉土2などを与える。植え替えは、1~2年ごとに行う。9月中旬~10月
中旬が適期。晩秋に芽を出し、冬から開花するので北風や強い霜を避けた陽だまりに置く。葉が枯れて休眠したら棚下など、日陰の涼し
い場所に移す。水遣りは、芽出し時期から開花中は多めに与える。その後は、表土の乾きを目安に与え、葉のない休眠中も与える。施肥
は、植え付け時に、元肥として、緩効性の化成肥料を施し、花後から休眠まで、2000倍程度の液肥を水遣り代わりに与える。植え替
えのない鉢は、秋に有機性または化成の固形肥料を施す。殖やし方は根茎の増殖が活発なので植え替え時の株分けによる。タネの採り捲
きによる増殖も容易。
青花姫石菖:アヤメ科の多年草です。極小型のニワセキショウです。栽培容易で初心者向き。良く日に当て栽培します。春に可愛い花を
たくさん咲かせます。冬季霜除けすれば、葉は残ります。
イヌガヤ:病害虫に強く、きわめて丈夫な性質を持つ上、成長が遅く、日陰にも強い。
姥目樫(ウバメガシ):日当たりのよいところで育ちます。暖かい地方の樹木なので寒冷地での植栽は不向きです。広く根を張って、水
や肥料を吸収するので、のびのびと育てられるなら、基本的に肥料は、やらなくてもよく育ちます。露地植えでの土留めなどに囲われ
て、根の張る範囲が制限されている場合は、春の芽出し頃と、夏前、秋の年3回を目安に化成肥料などを適量与えます。また、大がかりな
刈り込みをした場合も体力を補うために肥料を与えた方が良いでしょう。植え付けの適期は、芽吹き始める、3月~8月頃までが適期で
す。もともと根が粗めで、しっかりと細かい根が張っている株でないと根付きにくいです。。水はけが良く、栄養のある土壌が最適で
す。あらかじめ、堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおきます。植えつけは、根を乾かさないように取り扱いには充分気を遣います。根つきさえ
すれば、あとの手間は、あまりかからない樹木。一度、植えた物を移植するのは難しいです。やるなら、半年から1年前に、あらかじめ根
回しをしておく必要があります。適期は春か秋です。種子(どんぐり)をまいて育てます。秋に採ったどんぐりをすぐにまく、とりまき
がよいですが、乾かさないように貯蔵して、翌春まいてもよいです。生長は遅く、生垣用には、5年、庭木にするには、20年~25年かかり
ます。あまり見られませんが、樹が弱っていると、ウドンコ病や、モチ病の発生が見られます。
雲仙米つつじ:日当たり、水はけの良い場所に腐葉土をたっぷり施して植えて下さい。やや、盛り土気味に植え付け根元はビートモス等
で、覆い乾燥防止をして下さい。花芽分化は、7~8月なので、この頃以降は、なるべく枝を切らないようにして下さい。花後は、なる
べく早く花がらをとります。肥料は、1~3月に寒肥として根元に腐葉土などを施し、花後の5月、7月下旬から8月上旬、10月にそ
れぞれ追肥として緩効性化成肥料を施して下さい。高温や乾燥にやや弱いので夏場に西日があたる場所は避けて下さい。
うぐいすかぐら:寒さにも強い木ですので、日当たりの良い場所に置く。表土が乾いたら、たっぷりの水を与える。花は咲いても、実は
つきにくいので、リン酸、カリ分(骨粉、魚粉を元肥や玉肥に混ぜる)を施して下さい。毎年、もしくは1年おきの芽吹く前の3月に基本
用土で植え替えして下さい。葉と同時に開花します。葉腋に1~2個ずつ、垂れ下がるようについて、そのまま花柄をたらして実が熟しま
す。枝先の切り詰めも可能です。車枝になっている所は、2本くらいに間引きし、枝で半球をつくるように仕上げます。ヒコバエ(根元に
生える若芽の事)は、付け根から切り落とします。挿し木が簡単に行えますが、実がつくのは少し、遅いです。
おしどり桜:花は大輪、八重咲きで、淡紅色。開花期は、4月上中旬。富士山麓の御殿場市の農家にあった桜で、おしべが2本ある花が
多いことから、この名がつけられました。豆桜系の桜で余り大きくなりません。
ギョリュウバイ:葉っぱがカチカチで水切れを起こしても分かりません土が乾いていたら水をしっかりやります。土が濡れているようであれば、
水はやらないで下さい。肥料は春と秋に化成肥料か骨粉入りの油粕を根元に撤くか、春から秋にかけて適宜、液肥をあげるかします。液肥
の目安はつきに1回か2回です。
キリンソウ:風通しのよい日向で栽培します。寒さには強いので保護する必要はありません。庭植えでも、日当たりの良い場所を選び、
土を15㎝以上盛った水がたまらないような場所や石組みの間に植えます。鉢植えは表土が乾いたら十分に水を与えます。盆栽的に小さく
育てる場合は表土が乾いて、1日たってから与えます。庭植えは水やりの必要がありません。盆栽的に小さく育てる場合は無肥料でも大丈
夫です。病気はほとんどありません。害虫もほとんどありませんが、コナガの食害を受けることがあります。
キリシマツツジ:1年を通して日光が良く当たる、風通しの良い戸外で管理します。夏は半日蔭に置きましょう。寒さに強いので冬も戸
外で問題はありません。ありません。開花中室内で観賞したい場合は、2~3日でしたら室内に取り込んでも問題はありません。ただ
し、暖房の風が直接当たるような場所は避けて下さい。涼しい場所の方が花が長持ちします。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出
るまで、たっぷりと与える。肥料は、市販の固形肥料を年に3回与えて下さい。(5,6,9月)。花用のもので構いません。咲き終
わった花は、実になる前に摘み取って下さい。枝は、あまり伸びないので、剪定は、不要です。形が乱れて気になる場合は、花後に好み
の形に剪定しましょう。7~8月に来年の花芽が分化します。夏以降の剪定は、つぼみを切らないよう注意して下さい。冬になると、古
い葉が黄色くなって落葉します。植え替えは、2~3年に1回を目安に行いましょう。グンバイ虫が、4月から10月頃、発生するの
で、市販の殺菌殺虫剤で、予防して下さい。
熊柳:今年、咲いた花は来年になって、実が膨らみ赤くなり、黒く熟します。同じ頃、来年の花が同時に咲きます。樹を1時点だけで見
ると花と実が同時期になります。樹形を整えようと、枝の先端を構わず剪定していると、いつまでたっても実は見れません。鉢植えの場
合は、夏場水枯れしないように気をつけます。冬は休眠しますので、鉢内が乾ききらない程度の水やりで大丈夫です。肥料は、あまり必
要ありません。やる場合には、春に一度、化成肥料などをやります。用度は、特に選びません。
雲間草:土が乾いているなら、水をたっぷりとやって下さい。鉢植えの場合は、鉢底から水がたっぷり染み出すくらいに、しっかりやっ
て下さい。花に水が掛からないように、水をやった方が長く楽しめます。秋~春までは、日当たりのいい場所で管理します。霜が降りて
も、枯れることはありませんが、当たると少し、花付きが悪くなります。夏の暑さに弱いので、夏越しをさせる場合は、初夏に刈り込ん
で風通しを良くさせるか、株を細かく分けて、蒸れにくくします。暑くなると、下草が枯れて、不恰好になります。そこで、枯れた葉を
取り、ハゲた所まで土を盛ります。すると、土に埋まった場所には、根が生えてきます。これを「増し土」と言います。
苔ジャコウソウ(別名:ベニバナジャコウソウ):欧州原産のシソ科の多年草。5~6月開花。花後は、9~10月植え替え。富士砂
6・ケト土2・赤玉2.株分けは挿し芽増殖。株が古くなりますと枯れるので花後、植え替える。
山椒:根が浅く、庭植えしていても、水切れが起きやすいです。水切れしないように水をやって下さい。山椒は、雌雄異株で、当然なが
ら、実がなるのは雌の木のみ。朝倉山椒は、雌雄同種なので、一本で実がなります。根が傷つくと、生育不良を起こして枯れてしまうの
ために移植は難しい。プランターからプランター、プランターから庭植え、といった移植はできますが、一旦、庭植えしたら、もう、移
動できません。植える時はよく考えて下さい。ただ、やっぱり庭植えすると、生育スピードが速くなり、収穫までの年数が早くなりま
す。根が傷つくのを嫌うので、植え替えは出来るだけ控えましょう。山椒は、山の奥の木の下に育つ低木でジメジメした場所を好みま
す。ジメジメした場所といって、あまりジメジメしていると、病気が発生しやすくなるなど、ここらへんの兼ね合いが難しく、成長が遅
いのもあって、環境さえ合えば、なんてことなく収穫出来るのですが、合っていないとストレスです。半日蔭で育てます。直射日光があ
まり強く当たると乾燥でチリチリになってしまいます。※環境の変化に弱く、水切れしやすい。成長が遅く、移植に弱い。アゲハチョウ
に襲われるなどなど、何かと、困難があります。
桜:桜は水が大好きです。鉢底から出るまで、しっかりあげて下さい。春~秋は1日2回、冬は乾き具合を見て2~3日に1回。肥料
は、春と秋、たっぷりと与えます。植え替えは、花後が安全です。用土は、水はけのよい赤玉土をお使いください。「桐生砂」、「矢作
砂」、「富士砂」、「竹炭」など、混ぜても良いです。園芸センターやホームセンターで配合したものでも良い。剪定は毎年行います。
1枝2~3枚、葉を残して剪定します。(しだれ桜は、少し長めに残して剪定します。)夏前には終わらせてください。翌年の花芽は夏
につきます。あまり早く切りすぎると、又、切らなければなりませんので、ご注意下さい。置き場所は、日当たりよく風通しの良い所、
ベランダに置く場合は「室外機」の近くは避ける。
シャリンバイ:日当たりが良い場所を好みます。やや砂質で肥沃な土が適していますが、水はけが良ければ土質は選びません。鉢植や庭
植えでも植え付けてから、2年未満の株は土の表面が乾いたら、たっぷり水をやります。庭植えで植え付けて2年以上たつ株は特に水やり
の必要はありません。すす病、カイガラムシ、アブラムシに注意して下さい。大気汚染や暑さに強いうえ、潮風にも強い常緑性の花木で
す。5月から6月には枝先に多くの白い花をつけ、秋には果実が黒紫色に色づきます。刈込にも耐えるため一般家庭の庭木や生け垣として
も人気があります。
白樫:露地栽培の苗木の植え付け適期は、5月ごろで期間が限られているが、コンテナ栽培の苗木は、いつでも植えられる。大きめの植
穴の底に元肥として、鶏糞3と、堆肥7くらいの割合で入れ、間土した上に植え付ける。高さ1.5m、太さ3cm以上の苗には、支柱
を立てる。移植は難しく幼木から植えた木の移植は特に難しいので、プロの植木屋に依頼した方が無難。根が真下に成長し、あまり横に
枝分かれしないのが理由で、中心となる真ん中の太い根が傷つくと枯れる可能性が高くなる。移植は春先から秋までの暖かい時期に行
い、気温が下がる冬は避けること。水やりは、庭植は必要なく、鉢植えは乾かさないこと。枝葉の伸長や葉が黄色を帯びて来たら油かす
と化成肥料を等量混合して根元から、50cm程離れたところにスコップ1杯程度ずつ、4~5か所に分けて埋め込む。実生で増やす。
タネは乾燥すると、発芽率が著しく低下するので、秋のとりまきがが好ましい。春巻きの場合には翌春3月中旬頃まで湿った砂に貯蔵し
ておく。風通しが悪くなると、アブラムシ、カイガラムシの発生と関連の深いすす病が発生し、ウドンコ病も発生する。害虫は、DEP
乳剤、エチルチオメトン乳剤で防ぎ、病気は銅水和剤で防除する。
白芽えぞ松:水やりは、用度の表面が乾いたらあげる。目安は、春・秋1日1~2回、夏1日2回、冬2~3日に1回。基本的に室外。
日当たり風通しの良い所。夏は半日蔭が良い。室内での鑑賞期間の目安は春~秋は2~3日、冬は1週間。冷暖房の風が直接、当たらな
いように、気をつけて下さい。
すみれ:一つの株に、けっこう花がたくさん付くので液体肥料を10日に1回くらい与える。夏の暑さには弱い。春や秋は、日のよく当
たるところでもかまわないが、夏の直射日光には、耐えられないので、日が多少かげる場所が良い。乾いたら、たっぷりと水を与えま
す。水はけの良いことが条件。市販の山野草の土を使うとよい。植え替えは、一年性のものは、夏前に枯れてしまうので必要なし。多年
性のものは、夏の暑さが過ぎた10月頃が良い。一年性のものは、子苗の場合、霜が降りるまでに定植場所に植え付ける。
月見草:日向で育てます。日陰には耐えられません。冬は霜よけ程度の保護をして下さい。鉢植えは表土が乾いたら十分に水を与えます。
鉢植えの場合、育苗中には春から夏にかけて草花用の肥料を少量施します。量が多すぎると枝葉ばかり茂りすぎるので控えめを心がけま
す。庭植えの場合は必要はありません。ごく普通の草花培養土でよく育ちます。極端に乾燥しやすいもの、水はけの悪いものでなければ土
質は特に選びません。
トベラ:日当たりがよく、腐葉土や堆肥など、有機質に富んだ、やや湿り気のある土を好み乾燥を嫌います。強い直射日光が当たって乾燥す
る場所では生育が悪いです。日当たりとやや湿潤な土壌、両方を兼ね備えた場所が理想的で葉も美しく、しっかりとした樹形に育ちます。日
当たりを好む陽樹ですが耐陰性もあり半日陰の場所でも問題なく育ちます。ある程度、耐寒性もあるので北は東北南部までなら植栽可能で
す。
ツツジ:水はけの良い土を使う植えに乾燥に弱い性質なので、鉢植えだと簡単に水切れを起こします。土が乾く前に水をやって下さい。
肥料をやらないと枯れるということはありませんが、肥料がないとアレだけの花は咲きません。寒肥として、2月に油かす、骨粉か、化
成肥料をやります。次は花の後にお礼肥として、化成肥料をやります。肥料は根元から離して置いて下さい。ツツジは根が浅く、根元に
置くと肥料が根に触れて肥料焼けを起こします。ツツジ、サツキの専用土がホームセンターで販売しているので、それを利用するのが、
一番楽です。自作する場合は、赤玉土(細粒)、鹿沼土(細粒)、ビートモス、バーミキュライトを4:2:3:1を混ぜて下さい。ツ
ツジは、根で空気を取り入れています。呼吸しているわけです。そのため、深く植えると窒息して枯れることがあります。ツツジ類は酸
性土壌を好み酸性でなくなると枯れていきます。とは言え日本の雨は弱酸性。ガッチリと石灰などで中和したりさえしなければ、枯れる
ことはないです。でも、植え付け時は鹿沼土を含んだ酸性土でないといけません。不安な場合は、ph測定器を買ってチェックします。隣
が畑とか、何か、酸性が中和される要因がある場合は鹿沼土を足して酸性にします。日当たりが悪いと花芽分化が鈍くなります。できる
だけ日当たりで管理します。ただし、鉢植えの場合は、真夏は半日蔭で管理します。落葉性のツツジは半日蔭が適しています。大きな木
の根元などの木漏れ日の場所が良いです。夏に花芽形成を行います。剪定は、開花を終える5月から6月上旬までに行って下さい。秋以
降に剪定すると、花芽を落として翌年の花が減ります。花芽は、目視では分かりません。剪定しなくても翌年も花は咲きますが、剪定す
ることで脇芽が増えて花が咲きます。ツツジは剪定に強く、花の後の剪定で葉っぱが、ほとんどなくなった状態からでも簡単に復帰しま
す。丸裸にするのは脇芽だけではなく、風通しを良くして病害虫を予防するためです。花が終わると花びらが変色して汚くなります。こ
れを、花ガラと言います。開花時期の手入れとして、この花ガラを摘むついでに花が咲いた所から、3cmほど切り戻しをしておきま
す。植物は花が終わると種子を作ろうとします。すると、エネルギーが花に向かい株が弱ります。花ガラ摘みをすることで、翌年の開花
を更に促進することができます。
ツメレンゲ:乾燥に強く、湿気に弱い。水のやりすぎに注意。真冬に休眠するので、水を控える。真夏も休眠する。見た目は青々してい
るが水を控える。水をジャブジャブやると腐る。基本的に丈夫。暑さにも寒さにも強い。日当たりを好む。花が咲くと枯れてしまう。夏
は葉っぱにシワが寄ってから水をやっても枯れない。そのくらいでいい。もしくは、一切水をやらない。冬は地上部が無残な状態にな
る。でも、春になったらバカッと開いて復活する。春に暖効性固形肥料をやるか、春から秋にかけて、液肥をやる。どちらにしても、量
は不要。液肥は薄める。固形肥料も少量で。用土は山野草の土を利用します。水はけのよいものを利用して下さい。一般的な培養土だと
水もちが良すぎて根ぐされをおこします。親株の周囲に地下茎をのばして子株が出来ます。花が咲くと枯れてしまいますので、蕾を摘む
ようにすると長く生育します。親株が花を咲かせたら、子株も引きづられて、蕾ができて、花が咲くことがあります。そのままにしてい
ると、子株まで枯れてしまいますので、株分けして蕾を摘んでしまいます。地下茎で増えるのですが、このランナーは役目を終えるとち
ぎれます。株分けした場合は根が出るまでは水をやらないで下さい。夏と冬で葉っぱの形が違います。冬の株は赤→茶→黒く枯れたよう
にショボショボになります。枯れていないので、水をやらないで春を待ちます。
ネジバナ:年間を通して日向で育てますが、夏だけは、30~40%の遮光下に置いても良いでしょう。雨が降らない限り、1日1回は水を与
えます。山野草鉢などの乾きやすい鉢に植えている場合は、受け皿に砂利を敷いて水をひたひたの入れ、その上にのせるか、または、二
重鉢にして乾きを防ぎます。盆栽づくりの場合は、全く肥料を施さなくてかまいません。市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
匂い楓:「匂い楓」は、「じゃこうもみじ」とも呼ばれています。葉をもむと、異臭があることから、この名前がついたようです。10
月~11月紅葉。夏季は1日2回朝と夕方、冬季は2日に1回くらい、表土の表面が乾いて来たら底から水が出るまで、たっぷりと水を
あげる。木が成長する4月~10月頃に玉肥をあげます。夏場は液肥にします。4月に芽摘み、6月に葉刈りで小枝をふやします。
ボールバード(コニファー)・別名:ブルーバード:日当たりが良く、風通しの良い場所を好みますが、耐陰性があるので午前中の日光
が当たるような、半日陰でも育ちます。鉢植えでは、2,3年を目安に根が詰まったら、根鉢はあまり壊さず一回りから二回りぐらい大き
な鉢へ植え替えます。時期は春の3月ごろか、秋の10月上旬頃に行います。根がバンバンに詰まっているようなら、数箇所、根の伸びる所
をハサミなどで、軽く切って作ってあげるとよいです。用土は観葉植物の培葉土や赤玉土(小粒)6、腐葉土4などでよいです。水遣り
は鉢植えは、乾いたら与えます。春の3月頃、秋の9月下旬ごろに固形油粕などを与えれば良いです。生育は、ゆっくりで特に定期的な剪
定は必要ありませんが、樹形が乱れたり好みによって必要なら行います。コニファー類は多くは風通しが悪いと部分的に葉が茶色く枯れ
ることがあるので、風通しを良くするために、枝をすくと良いです。時期は、3月から5月ごろか秋の9月中旬から10月頃に行うとよいで
す。